お味噌汁の匂いがしている
お味噌汁が好き。具はじゃがいも、味噌は白、器とお箸は木製がいい。
これらすべてがそろったお味噌汁というのは基本的にホームメイドになるわけだけど、「おうちにいる」「誰かが作ってくれる」「待っている間いい匂いがする」という追加要素で5倍くらいおいしい。
これを打ち込んでいる間もずっとお味噌汁の匂いがしているわけだけど、これが家以外の場所だったらこれほどお腹はすかないだろうし、自分で作っていたら”お味噌汁の匂い”をありがたがることってない気がする。
元々おこもり体質で自粛が苦にならないんだけど、こういうことに気付ける体験をすると、ますますおうちにいたくなるな。
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じゃがいもで思い出した。
専門学校時代の行事で行ったBBQで、網で焼くじゃがいもを乱切りにした友人がいた。えっ輪切りじゃないの?って主張をするのが自分だけで、それにもびっくりした覚えがある。
当時は変な方向にとがっていて、「家庭的な常識が通じないなんて!」的な憤慨をしてきた気がする。心でね。心でよ。
そんなこと言ったら私だって野球のルールあやふやだし、自動車が動く仕組みも知らないので、得手不得手があるよねって結論に今なら至れるんだけど、当時は本当に変な方向にとがっていたんだよ(強調)。
最近、変にとがっていた時代のことや、やや放置子気味だった幼少期のことを思い出してウワアアアアアアアってなることが多い。
そういうことに割ける脳のリソースがあるってことだから、いいことなのかもしれない。そんなわけないか。