ぢっと手を見る

自己満足日記

「ブログ始めます」を1200文字も書いちゃった

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インターネット上で自己表現を行うのは、いまや当たり前のこととして認知されている(されてなかったらごめん)。

 


思えば自分も、2ちゃんねる・ブログ・mixiTwitterFacebook・モバゲー・instagramニコニコ生放送・個人テキストサイトなどなどなど、日陰者としては十分すぎる自己表現を積み重ねてきている。いわゆるオタクとか腐女子とかニコ厨とか陰キャとかインターネットゾウリムシとか呼ばれる、青春をインターネットとともに過ごしてきた人間なのである。おいそこ、石を投げるな。

ブログに関しては、ランキングを見つけては登録し、相互リンクを迫り、音声日記やラジオブログと呼ばれるものにも手を出し、オフ会に参加し……と、当時中学生だった私は、一日の大半をPCに向き合って過ごした。当時の交友関係の多くは現在でも続いている。まさに青春だった。その青春、および現実逃避および虚構盛りだくさんでお送りしていたブログは同級生の間でよくない方向に広まり、ほぼ逃げるようなかたちで閉鎖したのだけど。
 
以降はTwitter弁慶のか細い声を壁打ちし、時にはクソリプを送り、時にはエアリプでフォロワーを減らし、ある時はゲームのマッチングで友達が増え、またある時はオタ取引に使っていた。ある日ついに本アカに鍵をかけ、現在は限られた交友関係を死守しながら猫の画像をいいねする日々を送っている。
本当に、目立たないように生きるようになった。現実でもインターネットでも。
 
一方でここ近年Twitterは、いわゆる「リア充」「非オタ」層に普及しすぎて、インターネットゾウリムシとしてはなんだか肩身が狭いのだ。
インターネットゾウリムシである自分をカムフラージュするためにリア垢を作ったり、または趣味ごとにアカウントを分けたり、自分が分裂していくような感覚に陥ることがままある。アカウントによってに入ってくる情報が違い、自分のつぶやきの方向性が変わる。どれがメインでどれがサブ?いやいや全部自分だろう、と禅問答のように脳内会話を繰り返し、たまに口にも出すのだけど、未だに答えは出ていない。
 
かといって、今更すべてのアカウントを統合したものを作る気にもなれないし、それをやると多方面で「終わり」を迎えるような気もする。
そこで、完全に自己満足の日記ブログを開設しようと思い立った。
 
原点回帰とかそういうやつだ。 
思想をまとめるにはTwitterでは短すぎ、Instagramではおしゃれすぎる。
 
インターネットゾウリムシレベル15でイキっていたあの頃よりは、もう少しマシな運用ができるんじゃないかと安易に思っている。
 
あの日、同級生の間で広まって一気にカウンターが大台をたたき出した日、もうブログなんて二度とやるものかと思ったのを覚えている。その後それを忘れて2度くらい開設していずれも1度しか更新しなかったことも覚えている。
 
このタイミングで開設してよかったと思えるように、有意義に活用していこうと思う。